(暴論注意)僕が流行から生まれたファッションが嫌いな理由
皆さんお洋服は着ていますか?愚問ですよね 着てなかったらあなたは相当な変態かそうでなければ豚箱の中でしょう
服という物は誰もが着る物でしょうがその行為を究極に突き詰めた(現象)であるファッションの好き嫌いは分かれるところでしょう
僕は実を言うと、この(現象としての)ファッションというものが大嫌いな人間なのです とは言っても月に一万円近くは洋服に費やしてはいますが…(古着屋)
今回はなぜ僕がファッションという文化が死ぬほど嫌いなのか理由を説明していこうと思います
嫌いな理由その1:カルチャーの形骸化を招く
近年流行りのバンドTシャツ ですが最近はそのバンドの曲も知らないのに着てる若者も多いそうです 水曜日のダウンタウンでの企画ではニルヴァーナの名前も正確に言えない若者がニルヴァーナのTシャツを着ていることもありました 大してバンドに愛着もないのに高いお金を出してTシャツを買っても1、2年でゴミ箱行きでしょう 音楽という物は生涯にわたって寄り添うものなのにそれがファッションとして消費されてしまうとは故・カート・コバーンはどう思うでしょうか?
嫌いな理由その2:服装や見た目に関する差別やイジメに繋がる
ファッションなんていう物は端的に言うとイジメにも等しいんですよ 眼鏡をかけてるだとか太っているだとかで人を見下す輩の多いこと多いこと そういう人達は大概自分たちがイケてると思ってるからなんですよ 流行のサイクルなんて時代遅れの人間を笑う為のシステムですよあんなの
嫌いな理由その3:金の無駄
新品のブランド物の高いこと高いこと ファッション好きには2万とか3万は安いかもしれませんが 一般人にとっては浪費そのものです 知っていますか?新品の服のブランドは古着を元ネタにしていることが多いんですよ?(Supremeなど)それを買うくらいだったら古着屋でオリジナルの古着を買った方が良くないですか?元ネタの洋服を一万円以内で抑えられる事も多いですし、環境にも優しいです もっと言えば服を買うなら習い事に行った方がいいですよ(極論) 服が好きでなければ…
嫌いな理由その4:動物愛護や環境保護の観点から見ると害悪そのもの
Tシャツを一枚作るのにも大量の水を使い、産業水による汚染が社会問題になっています そんな環境で自然界の生き物が快適に生きられるのでしょうか?
そのほかにも毛皮製の服を作るために中国ではウサギが生きたまま毛をむしられたりしています やはりファッションは非人道的な文化と言えるでしょう 服を買うにしても新品では無く古着屋で掘り出し物を漁る方が合理的でしょう
嫌いな理由その5:流行というシステムが胡散臭すぎる
ファッションの流行はインターカラーやJAFCAという団体が決めてるらしいんですが 誰が決めたか名前や顔なんかは当然公開されるハズがありません 名前も顔も知らない人に決められた流行に踊らされるなんて馬鹿馬鹿しくないですか? 自分で考える力も失われてしまいますし本当に馬鹿げていると思います
以上 これが僕がファッションを嫌いな理由でした
ですがファッションが嫌いな僕でもオシャレはしたい時があります そんな時僕は古着屋でバンドTシャツを漁っています(古着だと安いし本物が買えるし環境にも優しいからね)
ファッションが嫌いでも服は着ざるを得ないので皆さんも自分に合った方法で楽しんでみるのも良いかもしれません それでは
クラブで出会った変な人たち
皆さんクラブには行ってましたか?
僕はクラブでDJをしてるヘタレメガネ(ヒョロガリ)で80年代のテクノが好きないわゆる懐メロ愛好家です
そんな僕が今日はクラブで出会った変な人たちを紹介します
変な人エントリーNo.1 ロン毛イキリヤク中
この人はクラブに通い始めた頃から知り合ったんですが会う度にほぼ「今日はMDMA食ってきた」「今日は大麻決めてるぜ」とイキるのが特徴 見た目はスケベそうな顔のロン毛で鼻の穴がデカい その癖僕と久々に会うなり「お前は変態みたいな目をしてるからAVの監督や汁男優目指せよ」などの失礼なイジリをする 実際にヤク中なのかは不明だが 冬になると山小屋に籠るバイトをしているらしい 好きな音楽はテクノハウス
変な人エントリーNo.2 トシナくん
一見ストリートファッションをしている中年男性だが頭がハゲかけている 最近給付金でドルチェアンドガッバーナのTシャツ(10万円)を買ったらしく、毎回着てくるのだが正直全く似合っていない FILAのジャケットを褒めたら「Tシャツを褒めて下さいよ〜」と言われる 好きな音楽はEDM
変な人エントリーNo.3 似非沢尻エリカ
クラブに二回目に参戦した時に出会った女 隣の席に座っていたが明らかに目の焦点が合っておらず薬物の話ばかりするので「本当にやってないよね?」と聞いたら「あんた警察?」と言われた その時僕は丸いメガネをかけていて、のび太と呼ばれ罵倒されたので怒って帰った 好きな音楽:不明
変な人エントリーNo.4 湘南乃風のHAN-KUNの出来損ないオヤジ
ラスタファみたいなドレッドに頭にスカーフを巻いてるクラブで働いてたオヤジ 先程の似非沢尻エリカと一悶着あった時に話に割り込んできて説教をされた
薬物を受け入れない社会を変えて行こうなどそれらしい説教をして、僕に対して空っぽなヤツだなと発言 しかし後にクラブの引っ越し作業の時に頼れるいい人と判明 好きな音楽:不明
今回はこのくらいに また気が向いたら続きも考える
ヘタレDJが選ぶ洋楽名盤アルバム
こんにちは僕はとある地方都市でDJをしているバキという男です
ですがとてもヘタレで街で金髪の少年を見ると一目散に逃げ出すレベルの小心者です
こんな僕が地元のクラブで毎月第三水曜日にDJをしています
こんなヘタレの僕が選ぶ洋楽の名盤なんて誰も興味ないかもしれませんがノレるアルバムを中心にセレクトしたので軽い気持ちで読んでみてください
1.スクエアプッシャー/Hard normal duddy
過剰に重ねられたビートと速いBPMで畳み掛けるアルバム 日本のアーティストでもDragon ashやJungle smileなどに影響を与えた名盤です
2.ドクタードレー/The chronic
Gファンクというジャンルを確立したヒップホップの名盤 ピーヒャラピーヒャラいってるのがなんか怖いんですけど落ち着くサウンドです
3.プライマルスクリーム/XTRMNTR
スクリーマデリカと迷いましたが敢えてこっち
攻撃的なサウンドで部屋の中でもクラブの気分が味わえます
4.YMO/増殖
コメディ調のテクノ YMOのアルバムの中だとクセがありますがクセになります
5.Radiohead/Amnesiac
やはりRadioheadはヘタレには染みる音楽なのです Kid Aよりこっちのが聴きやすいと思います
これぐらいにしときます また気が向いたら続きを作るかもしれません それではまた
ロックミュージシャンの着用している服を調べてみた
※価格は四捨五入したものが含まれます
カート・コバーンの着ているTシャツ
ヒステリックグラマーのソニックユースコラボTシャツ
現在の価格70000円〜
トム・ヨーク 特徴的なスニーカー
Northwave Espresso
現在の価格13000円〜
Blurのデーモン・アルバーン 二本線のラインが襟にデザインされているポロシャツ
Fred Perry M-12 英国製
現在の価格15000〜
Limpbizkitのフレッド・ダーストのキャラを印象付けたこのキャップ
New eraの59fifty MLBモデル
現在の価格5500円〜
Oasisのリアム・ギャラガーがよく着ているUmbroのスウェット
Umbro/Pretty green ドリルスウェット ※現在は売り切れ
オリジナルは古着屋にある可能性も
当時の価格9000円〜
続く
ロックスターのファッション考察
全身カラフルですがアースカラーでまとめられていていやらしさが全くありません
ジャケットはギラギラしていて不良らしいのですがパンツとシューズで英国らしい上品さを演出
爽やかさと無骨さがなんともいえないネルシャツで統一 夏を感じさせます
何気ないシャツのレイヤード 髪型や雰囲気が板についてないと似合わないファッションです
パーカーは上までジップを締めきれい目な印象 足元はクラークスで大人なカジュアルさを演出
短丈のブルゾンに首元のアクセントとしてスカーフをIN 小物使いのセンスが冴え渡っています
足元とジャケットの色も統一されていて少し大人なちょいワル感もあります
コバルトブルーのパーカーに緑の迷彩パンツを合わせ 同系色でまとめて足元にはハイテクスニーカーを合わせることによって90年代の雰囲気が漂っています 寒々しい内容のアルバムOK Computerとも服装がリンクしているようにも感じます
名作スニーカーポンプヒューリーを中心にコーディネート 赤いカーゴパンツからチラリとインナーを見せる事で色を揃えています
Tシャツを短い丈にすることでAラインになり90年代のストリート系の空気を演出しています
上下レザーにTシャツはロックT ヴィンテージのバンダナを頭に巻くというバンドマンによくあるスタイルを確立したアクセル・ローズ やはり若い頃のオーラは刺々しくてカッコいいです スラッシュはトレードマークのハットが似合うのはもちろんの事 レザージャケットにデニムベストの合わせがコミカルでバンドの印象を決定付けています
番外編 ウィーザー
全く服装とかカッコよくないんですけどブルーバックにぎこちなく並んでる感じがリアルでカッコいいんですよね
タイ版Suchmos(?)のカセットテープ
皆さんこんにちは芸術の秋という事で私は音楽を聴きまくっております(いつものこと)
今日は地元の中古CDショップで何やら怪しい物を見つけました。それは、、、
何やらどこかで見覚えのあるロゴのバンド、このブログに来た方ならお気づきでしょう。
サチモスに似ている…というかパクリ…なのか?
しかしカセットという事は90年代より前に作られたと考える方が自然。それに何よりアルバムジャケットに90.の文字が
これがリリースされた日と関係があるかはわかりませんがジャケットの紙の部分のプリントの色が薄く時代を感じる品です。
ジャケットの文字を見て東南アジアっぽいと思い製造国を見てみたらMADE IN THAILANDの文字が。
なので恐らくタイ王国のバンドと推測されます。
ジャケット部分の可読部分は90.という数字とMCAというアルファベット、MILE STONE CO.'LTD.という文字だけ。
中の歌詞カードの帯も見てみましょう。
MORI RECORDINGという日本語っぽい名前のレコーディング会社の名前とWESTWIND STUDIOという聞いたことのない名前のスタジオ名が記されています。(日本のレコーディング会社の元で収録したのか?)
こちらはメンバー達の見開き写真
どちらの写真の部分の文字にも可読部分はありません。しかし2枚目の一番左の人がKing gnuの常田さんそっくりだ。
肝心の内容はというとまずはA面から
一曲目は昭和歌謡っぽい雰囲気のフォークソング。ボーカルの人の声が甲高くて頭にキンキン来ます。
二曲目も一曲目と似た雰囲気。しかしストリングスが所々に導入されています。
三曲目はジプシー・キングスみたいな雰囲気です。相変わらず甲高い声です。
四曲目はSuchmosのIn the zooやRoll callに雰囲気が似ている❗️効果音なんかもTHE ANYMALの曲そっくりでした。
五曲目はなんか切ない曲でした
ここでA面が終わります。続いてB面。
一曲目はピアノの弾き語りで始まります。空耳で「たまやー」とか聴こえてきて面白い🤣
二曲目はハーモニカとギターのフォークソング。ボブ・ディランみたい。
三曲目は何やら気怠げなリズムを刻んでいました。曲全体の雰囲気がビートルズの後期っぽいといえばぽいかも?
四曲目からなんかいきなりポップになって笑いました。なんかスーパーで流れてそうな曲でした。
五曲目は普通の民族音楽風の曲だったんですが、フェードアウトしてからまた一回フェードインする時にメンバーの声なのか前の持ち主が録音したのか分からない音声が挟まっていてビビりました😱(当然タイ語なので意味も分からず怖いばかり)
と色々な事はありましたが総合的に見て優れた作品であると感じました。雰囲気的にかなり古そうな音作りでサチモスをパクった訳ではなさそう。
もしパクったとしたならサチモスの方でしょうがわざわざタイ王国のバンドをパクるとも考えられないのでシンクロニシティーということでしょうか?
長くなりましたが東南アジアのカセットは興味深い物でした。また似たようなカセットを見つけたら恐らく僕はまた買う事になるでしょう。
皆さんもレアカセットを探してみては?
もういい加減音楽のライブは時代遅れなんじゃないかという話
コロナだコロナだ騒がれて久しい世の中ですが、音楽業界にとっても激動の時代でしょう。ほとんど全てのアーティストのライブは中止になり、ライブハウスは痛手を負っています。
ライブハウスにとっては死活問題でしょうが、今回私はこの件で恐らく多くの人から賛否両論が巻き起こるであろう事をこのブログに記します。それは。
そもそもコロナとか関係なく、ライブやるくらいだったらその時間を作品作りに割いた方がいいんじゃ無いの?無理してライブなんてやる必要ないよ。です。
説明します。まずライブやるくらいなら作品作りに時間を割いた方がいいという点について。そもそもライブというのはアーティストが自分達の事を知ってもらうためという要素が大きいと思います。ですが今の時代に必ずしもやらなくてもいい、むしろやらない方がいい事と言えます。
ザックリ言うとミュージシャンに悪いストレスを与えた事例が凄く多い。
移動する為の長時間のバス移動。場所が変われば気候ももちろん変わるし体調管理をシビアにしなければならないし、その上アルバムがライブに合わせた音作りになり作品の可能性を狭めてしまう恐れがある。しかもスタジオワークに時間が割けずにアルバムの発売が遅れてしまう事例もある。
不仲や音楽性の違いで解散した、もしくはしそうになってライブ活動を辞めたバンドは数多くいますが、その中の少なくないバンドがライブの過酷さを遠因にしています。
(主な事例)
黒夢(解散する前の年から解散年にかけて200本以上のライブ)
ザ・ビートルズ(ファンの叫び声でライブを聴いてもらえない。厳重な警護者に閉じ込められることによるストレス[ライブ活動停止])
XTC(Vo.のアンディパートリッジがステージ恐怖症を発症した為)
ブライアン・ウィルソン(移動の為の飛行機恐怖症とスタジオワークに専念する為[ライブ活動一時停止])
確かにライブというのは客とアーティストとの間に一体感が生まれますし、何より雇用も生み出します。ですが僕たちお客の立場からは分からない苦悩やバンドにとっての危険もあるのです。
ライブをし続ける事によってアーティストのイマジネーションを破壊してしまう事は言語道断なのです。なぜイマジネーションを壊す事に繋がるのか?それはバンドがライブをするというのはある種の固定観念に縛られた状態だと思うからです。今の時代ライブなんかやらなくともYoutubeだけでも売れる人は売れますから(藤井風とか)
では僕が今の音楽業界にどんな変化を求めているかというとそれはライブ至上主義からの脱却です。今の音楽業界は殆どのアーティストがライブ活動をする事を前提に回っています。最近のアーティストでライブ活動をしていない。辞めたなんてあまり聞きませんよね。
それは本来ビートルズがサージェントペパーズロンリーハーツクラブバンドを出した時に打ち破られるべきだったんですよ。
ビートルズがもしライブ活動を続けてたらあんな怪作生まれませんでしたよ。やはりライブでは生み出せないスタジオ特化の音があるんです。本来ならここを分岐点としてライブをやるべきというスタンスを持ったアーティストとライブ反対派の派閥に分かれてるべきでした。なのに今じゃ殆どのバンドが過酷なライブで消耗している。
「ライブは素晴らしい」間違ってはいません。ですがライブでは出せない音というのが現在でも必ずありますし、何よりライブであなたが見ているバンドやミュージシャンを本当にアーティストとして評価しているのか問いたい。偶像崇拝をしていないか?必ずしもバンドでなきゃいけないのか?そう疑ってみたことはありませんか?
僕は必ずしもライブは本人達がやらなくてもいいと思っています。例えばライブする時にDJに依頼して自分達の曲で新たな曲を作ってもらうなど、もっと枠に囚われない方が全然かっこいいと思います。その事によってアーティストからアーティストを遡ることも出来るのでリスナーの質も高まります。ライブをやらなくても別の人に任せればもっとクリエイティブに楽しくなると僕は信じています。脱バンド化し、プロジェクト化するという選択肢は既にあります。それを活用しない手はありません。
第二に今の音楽にはもっとストーリー性があってもいいと感じています。漫画のような感覚で一巻二巻と続いていくコンセプトアルバムが出てきても面白いんじゃないかなぁと思いますね=(^.^)=
今のコロナ危機の状況でライブハウスが打撃を受けている事は残念だと思いますが、僕は決してこの危機が音楽業界に悪い影響を与えるとは思っていません。何よりミュージシャンの工夫次第で新たなビジネスモデルが生まれるチャンスであり、多くのミュージシャンがスタジオワークに集中する様になるので音に厚みが出て作品の質は向上すると思います。これからは工夫の時代である。
そして今ミュージシャンがやるべき事は作品をとにかく出し続ける事でしょう。
その点ヒゲダンはえらい。end